りんご 便秘解消法  


 パーキンソン病の非運動症状のひとつとして便秘があります。悩まされている方も多いのではないでしょうか?食べ物や体操などのお薬以外の方法をご紹介します。(効果には個人差があります。)



♥りんご♥ 
 

 りんごには食物繊維が含まれていて、便に水分を与えて柔らかくする働きや腸内の老廃物を絡めとる働きがあるため便秘解消に有効です。りんごに含まれるリンゴ酸やクエン酸といった酸類は腸の蠕動運動を促す働きがあり便秘解消に働きかけます。食べ方で気をつけたいのが、「できるだけ皮ごと摂取する」という事です。皮には中身よりも多く食物繊維やビタミン類が含まれているのです。皮ごと食べるためにはできるだけ安全な環境で育ったりんごを選んでよく洗って下さい。余談ですが、塩サバを食べる時に、大根おろしではなく、りんごのすりおろしで食べてみてください。とても美味しくおすすめです。



♥はちみつ♥                   

 
はちみつの効能についてはいろいろと知られているところですが、便秘解消に良いいうのは意外と知られていません。なぜ便秘解消に効くのかというと「グルコン酸」という有機酸の一種が含まれており、乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌を増やす環境をつくります。リンゴ酸のように腸管への若干の刺激作用も期待できるかもしれません。その他、はちみつには糖類の働きで高い保水作用があるので、便から腸壁への水分が奪われることを防ぎます。はちみつの多量摂取は下痢を招くほどです。
 また、はちみつに含まれるアミノ酸の中で「トリプトファン」は脳内物質「セロトニン」の材料になります。セロトニンは幸福感を与える物質で、ストレス低減に役立ちます。はちみつを食べることで、セロトニンが多く作られることも期待されます。ストレスは便秘の大敵ですから、はちみつが便秘解消に良いというのは複合的に作用するかもしれません。


♥グレープフルーツ♥


 グレープフルーツの特徴として、食物繊維を豊富に含んでいます。グレープフルーツで便秘を改善させようと思うなら、薄皮も食べましょう。この薄皮のところにこそ食物繊維が多く含まれているのです。但し、グレープフルーツは薬と一緒に採らない方が良い食材なので、薬を服用する時間とずらして食べるようにすることをお勧めします。


♥キウイフルーツ♥

 キウイには重要な栄養素が豊富に含まれています。中でも、食物繊維。食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があり、腸内環境の悪化を招く便秘の解消には水溶性食物繊維の一種、ポリデキストロースが有効であることがわかっています。しかも、水溶性と不溶性をおよそ1:2の割合で摂取することが、腸内環境の改善に最適だそうです。キウイのゴールド種(サンゴールドキウイ)は、両方の食物繊維が理想の比率で含まれる稀有な食物の食物のひとつです。ちなみに、グリーン種(グリーンキウイ)は水溶性1:不溶性4だそうです。さらに、腸内環境を整えるとして注目される酪酸の増加効果があります。「酪酸」とは、腸内菌が食物繊維(特に水溶性食物繊維)やオリゴ糖を分解して作られる短鎖脂肪酸の一種。大腸で最も使われるエネルギー源で、整腸効果はもとより、全身の健康維持に役立ちます。キウイを摂取すると、この酪酸が作られる量が増えます。食物繊維は、ゴールド種で、1.4g、グリーン種は3.0g。手軽に食べられるキウイは、不足分の補充としてぴったりです。


♥バナナ♥

 便秘解消に役立つとよく言われますが、食物繊維がたくさん含まれていることの他に、オリゴ糖が含まれている事による効果があるようです。オリゴ糖は腸内の善玉菌の栄養分になり、腸内を善玉で豊かにします。バナナに含まれる食物繊維とオリゴ糖の組み合わせが便秘解消に効果的なのです。その他にも「青いバナナ」を摂取することで便秘に効いたという話もありますが、これは未熟なバナナでは難消化性のでんぷんが多く含まれていることにより、唾液による分解を受けずに腸内で善玉菌の栄養分になります。これらの栄養分によって、バナナには便秘改善だけではなく、血糖値の抑制やコレステロールを低下させる作用があり、優れた健康食品と言えるのです。


♥小豆♥

 
小豆にはでんぷんが多く含まれますが、「普通のでんぷん」と「特殊なでんぷん」の大きく2種類に分けられます。近年注目されている「特殊なでんぷん《レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)》」は食べても消化吸収されず、便の量を増やして腸の蠕動運動を活発に。腸内細菌の餌になったり、便に水分を与えて出しやすくしたりといった働きもあります。便秘改善効果を期待したい場合、おすすめの食べ方は「塩小豆」。あんこより加熱時間が少ないので、レジスタントスターチがたっぷり含まれています。(参考文献:ためしてガッテンHPより)

★だるま体操★


〈効果〉 便秘の解消には内臓の血流をアップさせると効果的です。血行が良くなることで、内臓全体の機能をアップさせることができ、便秘の解消につながります。ポイントは、内臓の凝りをほぐすことにあります。腹筋を強化でき、腸の蠕動運動の回復に効果があります。


〈方法〉

1.壁に背を向けて、30cm位離れて座ります。
2・体育座りのように両膝をしっかりと抱えて、前後にゆらゆらと揺れる。
3.最初は壁に近い方が倒れる心配がありませんが、慣れてきたら壁なしで行います。
前後10回くらい揺らせば効果的ですが、少しずつでも継続することが大切です。


★骨盤を矯正する金魚体操★

〈効果〉背骨の歪みも便秘の原因になります。背骨の歪みを解消すると内臓の位置が正しくなり、便秘や肩こりなどの不快な症状を解消することができます。


〈方法〉

1.まず、仰向けになり足を揃え、足首は垂直に立てます。
2.手は頭の後ろで組み、ひじはなるべく水平にします。
3.この姿勢を維持しながら体を左右に揺らします。
4.揺らす幅は、慣れてくると大きくすることができるようになります。
  (1回の目安は1分で、これを1日2回行うのが理想です。)